社員インタビュー(工事部長/前田)
先代の社長から誘われたことを機に入社
――ゼネラルボンド株式会社との出会いについてお教えください。
「私は社長と小学校からの同級生なのです。中学生の時に同じクラスになり、それがきっかけで仲良くなりました。もちろん彼がゼネラルボンドの会社の息子であることは知っていましたけれど、まさか将来、彼が社長を務める会社で働くことになるとは夢にも思っていなかったですね。
中学時代は駅伝のチームが一緒になったりと、彼とは接点が多かったんですが、高校に入ると部活で忙しく、会う機会は減りました。
――入社された"きっかけ"は何だったのでしょうか?
「高校卒業後、私はマスコミ関係の専門学校に通っていました。その後、撮影やVTRの編集会社に入社したんです。それが途中から、友人に誘われたスキューバダイビングにはまり、インストラクターになろうと思うようになったんです。最初のうちは二足のわらじを履きながらやっていたのですが、途中から転職してインストラクターとして働き出しました。
ちょうどバブル景気に世間が沸いていた頃でした。それでも私自身は将来の不安を感じていました。やはり水の中に入るということは、死の危険性が常にあるわけです。楽しいから続けるでは、なかなか大変な仕事だと思うようになっていました。
そんな思いを抱えながら仕事をしていた時、現・後藤社長のお父さまが亡くなられた少しあとくらいだったと思います。たまたまご自宅にお邪魔する機会がありました。その時の社長は現・後藤社長のお母さまだったのですが、お母さまが『安定した仕事をしたらどう?』と、その時に誘ってくださいました。自分自身も迷っていた時期だったこともあって、少し考えてお世話になることにしました。30歳の誕生日の前日に入社したので、入社日は一生忘れません。」
戸惑いの新人時代。次第にお客さまの喜びが自分の喜びに変わった
――入社したての頃に苦労した点は何でしたか?
「私はしっかりと会社の業務内容を確認しないまま入社したこともあり、ボンドの製造会社だと勝手に思い込んでいたのです。しかし実際は工事がメインの業務で、それは驚きました。
忘れもしない入社して最初の仕事は、ひびが入ったコンクリートを補修する現場でした。もちろんその頃はまだ何もできないので、
正直、自分はやっていけるのかなと思ったのを良く覚えています(苦笑)。それでも辞めようとは思いませんでした。知り合いのお世話になるというのは、それなりの覚悟がいることですから。
――その後、仕事はどうやって覚えたのですか?
「現場で学ぶ毎日でした。職人さんから『やっとけ!』なんて言われるのですが、何をやっていいのかわからない。そんな毎日でした。
わからないなりに考えて取り組んでいく中で、どんどん吸収していきました。
そのうち、ご指名してくださるお客さまとも出会い、次第に物を直す喜び、楽しさを身を以て学んでいきました。これは私たちの会社が少人数の体制だからできた経験だと思っています。人が少ない分、すべてを任せられるわけです。それこそ、"営業職"というものが弊社にはありませんでしたから。
今でも工事部にいる人間は見積りも作れますし、現場仕事もできます。結局、両方の仕事ができないと、作業にかかる料金を伝えることも、作業内容も伝えられないということになるので、営業的な側面と職人的な側面が必要になるのです。」
――仕事で大切にしていることは何でしょうか?
コミュニケーションを大事にして、本当にお客様が何を望まれているのか、目の前の現象のみならず、潜在的な不安や問題点を共有し、常にお客様の立場で視て考えることが大切だと思います。
また、現状を正確にわかりやすくお伝えすることです。
プレーイングマネージャーとして、後継を育てていきたい
――工事部長という立場として、今後の会社の在り方をどうお考えでしょうか?
目先のことも重要ですが、もっと広い視野で先を見据えた動きをすることを、私自身強く意識していきたいと思っています。
私はマネージャーという立場です。ですが実質私は、プレーイングマネージャーなのです。プレーヤーであり、同時にマネージャーである。その意識をもっと自分自身に根づかせなくてはいけないなと、強く思います。
また、後進を育成することも重要な任務です。
――仕事をするうえで心掛けていることは何でしょうか?
「作るのではなく、直すのが私たちの仕事です。ちょっと見て、ぱっと直せるというわけではないので、そこにやりがいを感じつつも、同時に難しさも感じます。
お客さまになるべく長い期間、安心していただくためには、見込み違いが起きた時にどう対処するかが大切になってきます。原因の究明というのは何でもそうですが、なかなか手強いものです。私たちは応急処置ではなく、根本的な解決をしなくてはいけないと考えているのです。そうでなくては、お客さまは不安になりますから。
たとえば壁の中がボロボロになっているとします。壁紙で隠すのも手ですが、それは本当の意味での処置ではないですよね。壁を直すことが本当の意味での安心に繋がるはずです。そのための議論や提案は必要なことだと思います。そこに私たちゼネラルボンドに依頼される意味、というのが出てくるわけです。一緒に組んでいる職人さんも絶対的に信頼できる人としか組みません。そうでなくては、仕事のクオリティを保っていけないからです。やっつけ仕事では何も生みません。」
――今後入社される方に望まれることは何でしょうか?
「人を育てるのは、子育てと一緒ですよね。私自身、子供に教えようとして自分が先に手を出してしまうことがあるのです。しかしそれは、本当の意味でその人のためにはなりません。
実際、人の上に立つ立場になった時、いちばん苦労したのがその点でした。今まで自分でやっていたことを誰かに託すという・・・。
これから入ってくる新入社員には、実社会に適合してもらうために、今まで自分になかったルールを身につけてもらわなくてはいけません。この世界、時に1足す1が2じゃないケースもありますから。その中で大切なのは、わからないことをわからないと言える勇気だと思います。実際の現場に行くと、教科書には載ってないことがたくさん起こります。そこに対応できる柔軟性、それを知りたいと思う好奇心を持つことが大切なことです。能動的に自分から進んで動いていくこと。そういった意識を今後入社される方には常に持っていて欲しいと願っています。」